
なぜ歯並びが悪くなるのでしょうか?
答えは歯が生える場所が足りないからです。歯が重なってガタガタしているようにみえる(これを「叢生(そうせい)」といいます。)のは顎が正しく発育してくれなかった結果です。
今までの矯正治療は、小学生高学年(平均12歳)以上から開始と考えられてきたため、低年齢のお子さんの矯正治療を希望したくても、歯科医院では「様子を見ましょう」と言われるだけでした。また歯が並ぶスペースをつくるために虫歯のない健康な歯を抜くことを特に問題にしなかったり、歯並びばかりを気にして、実際に「噛める」状態になっていなかったり、肝心な顔の形を考慮していないこともしばしばありました。
そこで、ヒロデンタルクリニックでは、床矯正を導入し、年齢が低く従来の矯正治療ができないお子さんも、気になったときから矯正治療が始められる、そして極力歯を抜かないで済むように、「噛む」ということを意識した、これからの矯正治療を目指しています。
では、床矯正とはどのような矯正なのかと気になりますよね。
床矯正は、主に入れ歯に似たような装置をネジで巻いて口の中にはめるだけなので。幼児でも簡単にとりはずしができ、快適に矯正治療ができます。
この装置は、以下のような機能があります。
床矯正の治療は、装置の数で設定されています。低年齢からの治療開始ならば1つの装置だけですむ可能性もありますが、様子を見続けてしまい、症状が複雑になればなるほど、いくつもの装置が必要になり、治療費用もかかります。つまり、早く気づいたときに相談するのがベストです。
床矯正は従来の矯正のような歯科医院側だけが一方的に治療するだけのものではなく、患者さんと歯科医院が一緒に協力していきながら行っていくものですから、自分の歯並びがどんな感じになっているのかなどより情報を把握できるようになります。
また、床矯正をしている間は、歯並びやあごの発育に影響があるようなクセ(指しゃぶり、口で呼吸する、ほおづえなど)を徐々に直していくことで、矯正治療のスピードアップ、そして矯正ではよくある失敗としての「後戻り」を予防することができます。
![]()

顔の発育のグラフ
6才までに8割の成長が終わります。6才から10才までは成長は減速します。
10才から2回目の成長スパートが始まります。女の子は14才、男の子は17才まで成長します。
![]()
それがかむことです。かむことによって顔の骨に力が伝わり、その刺激で成長するのです。
正しくかむことがとても大切です。
まず、歯並びの状態などを見る前に、お話をさせていただきます。
歯並びなどが気になった経緯や生活習慣などを把握することによって矯正治療に役立てていきます。
お口の中のチェック、写真撮影、姿勢のチェック、噛む力の測定、歯の型どり、レントゲン撮影
検査結果は分析し、後日お伝えします。
オクルーザー(咬合力測定システム)より確実な治療のために…
オクルーザーは噛む力の強弱やバランスを測定するための装置で、床矯正や噛み合わせ治療には欠かすことのできないものです。当院では、より確かな治療を行うために、この機器を導入しております。
検査結果によって、個々に合わせた装置を作成します。
実際に装置をお口の中にはめていただきます。このとき患者さんに合わせた機能トレーニングを指導していきます。

1ヶ月ごとに床矯正がしっかりと広がっているか確認をしていきます。
広がった歯が後戻りをしないように、床矯正装置を用いて固定をします。